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台湾少将 愛に溺れスパイに

2011年02月11日

【新唐人日本2011年2月11日付ニュース】台湾史上、最も地位の高い軍人が大陸のスパイになった事件が今、話題です。容疑者の羅賢哲少将は、中国側の美人スパイの手にかかったと言われていますが、少将をよく知る元情報局職員がその内情を明かしました。

 
台湾軍情報局元少将 陳虎門
「たとえ当初は大佐でも、国の教育を長年受けてきた人、突然こんな道に走るとは非常に意外です」
 
容疑者、羅賢哲少将のスパイ行為について、容疑者の友人であり、以前軍情報局に勤めていた陳虎門氏は、信じられないと戸惑いを隠せません。
 
容疑者はタイに派遣されていた際、交友関係が広かったので、中国側に目を付けられたと思われます。タイ滞在中、少将はオーストラリア国籍の中国人スパイとの愛に溺(おぼ)れ、スパイの道に入ったそうです。
 
台湾軍情報局 陳虎門元少将
「世界の情報局職員がバンコクに集まっています。特に大陸方面、各地区からバンコクに派遣しています。少将は身分を明かしていたので、目を付けられたのです。かつての政権、国の位置づけはどこに行ったのでしょう。今人々の考え方が混乱しています。特に軍人、
誰のために戦うのか、自分は何のために」
 
事件の後、国防省は容疑者の接触できた機密情報には非常に限りがあると強調したものの、これについて詳しい蘭寧利海軍将校は、たとえ接触できる情報に限りがあっても、資料を全部見る機会は十分にあり、外部に漏らした可能性が高いと指摘。結果、台湾軍ひいては米軍の指揮システムにも影響を与えると警告しました。有事の際、台湾軍の指揮システムが攻撃され、完全に麻痺するおそれがあります。
 
事件の影響は、国防部の説明を大きく上回りそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

 

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